「ぼく」は、ぼくなのか?

思考だけが宙を漂った。
空気とヒフの間が、なんて曖昧なんだ。

「きみ」と「ぼく」は違うのか?

隔たりがわからない。わからない。
なにが違う?なにが違うんだ?

外気は、体温と同じ温度へ上昇。
外側と内側の境目がなくなる。

どこからが「ぼく」で、どこからが「きみ」か?

ぐちゃぐちゃに混ぜてしまったら、
きっと、もうぼくは「ぼく」に元に戻れない。

お願いだよ。
その強い意志で、激しくぼくを拒絶してくれ。

その瞬間、それはハッキリとした境目となって、
ぼくは「ぼく」を確立することができるだろう。

身勝手な願い。
弱いぼくを、許してくれ。

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「書き出しを書いたら、最後まで書け。」

と、思ってるのだが、なかなかどうして、、、。
だいたい、なんでこんな文頭が出てくるのさ。
暑いからかしらねぇ。わかんないわ、ホント。

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