思い出し遠征記。【12/19(木)表参道編。】
2002年12月21日 おんがく旅路録きっとぼくは人生の中で、何度も恋をしない。
そのぼくの恋の相手がきみであったことは、幸か、不幸か。
わからないけど、もう消すこともできない。
始まってしまったなら、終わりまでいくべきだろ?違うかい?
*************************
ライブ翌日のこと、ちょこっと。
翌朝は、8時に起床。
10時45分頃、ホテルをチェックアウト。
外で朝食(?)をとり、一路、表参道へ。
いつも行く着物の古布を使った洋服屋さんは、12時開店とのこと。
周辺をフラフラすることにした。
歩いていると、賑やかな色彩に目を奪われた。
入ってみる。小物や雑貨が所狭しと並んでいる。
見ただけでなにも買わなかったが、また来よう。
さらにフラフラ。
気付けば12時。お目当てのお店へ。
開いたばっかりの店内には、この前と違う品がいっぱい。
思わず、財布のヒモが開きっぱなしになりそうになる。
が、いやいや、ここは慎重にっ!思わず、自分を戒める。(笑)
小一時間ほど、店内をぐるぐるした。
そんなに広い店内ではない。決めかねて、居座ってたのだ。
で、結局買ったもの。
指輪とブレスレット。
普段、滅多に指輪をしないので、
たぶんしてられないだろうけど、すごくかわいい。
さらにフラフラ。
赤信号。交差点の横断歩道を渡ろうとしていた。
でもなにかに呼ばれた気がして、振り向いた。
そこに、張り紙が。
オノ・ヨーコの新作写真展。
渡るのをやめ、吸い込まれるように階段を上がった。
ちいさなギャラリーだった。
真っ白な壁に、写真パネルが十数枚。
オノ・ヨーコとジョン・レノンのこと。
ぼくは曖昧にしか知らない。
この季節、ヨーコは、なにを考えて過ごしているんだろう。
この時期に、この作品を発表することの意味って。
作品に囲まれて、ぼくは涙が出た。
愛はそこにあり、愛は続いてゆく。
失わない限り、それは色褪せたりしないんだ。
今回の遠征で一番感銘を受けたのは、実はこの作品展だったかも。
今、思い出しても、涙が出るのはなぜなんだろう。
虚無を見つめるかのような少女の瞳。
ダコダハウスの窓。空。
向かい合う、幸せそうな2人。
そして、血に染まった遺品。
感情が渦巻いて、涙が溢れた。
ぼくがずっと求めていた答えかもしない。違うかもしれない。
でも、近いような気がした。そんな気がする。
苦しみと清々しさ。
それが、一度にやってきて、ぼくの胸を詰まらせる。
一期一会。呼ばれたのなら、振り返れ。
それはきっと、ぼくの人生に必要なものだろう。大事なものだろう。
そのぼくの恋の相手がきみであったことは、幸か、不幸か。
わからないけど、もう消すこともできない。
始まってしまったなら、終わりまでいくべきだろ?違うかい?
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ライブ翌日のこと、ちょこっと。
翌朝は、8時に起床。
10時45分頃、ホテルをチェックアウト。
外で朝食(?)をとり、一路、表参道へ。
いつも行く着物の古布を使った洋服屋さんは、12時開店とのこと。
周辺をフラフラすることにした。
歩いていると、賑やかな色彩に目を奪われた。
入ってみる。小物や雑貨が所狭しと並んでいる。
見ただけでなにも買わなかったが、また来よう。
さらにフラフラ。
気付けば12時。お目当てのお店へ。
開いたばっかりの店内には、この前と違う品がいっぱい。
思わず、財布のヒモが開きっぱなしになりそうになる。
が、いやいや、ここは慎重にっ!思わず、自分を戒める。(笑)
小一時間ほど、店内をぐるぐるした。
そんなに広い店内ではない。決めかねて、居座ってたのだ。
で、結局買ったもの。
指輪とブレスレット。
普段、滅多に指輪をしないので、
たぶんしてられないだろうけど、すごくかわいい。
さらにフラフラ。
赤信号。交差点の横断歩道を渡ろうとしていた。
でもなにかに呼ばれた気がして、振り向いた。
そこに、張り紙が。
オノ・ヨーコの新作写真展。
渡るのをやめ、吸い込まれるように階段を上がった。
ちいさなギャラリーだった。
真っ白な壁に、写真パネルが十数枚。
オノ・ヨーコとジョン・レノンのこと。
ぼくは曖昧にしか知らない。
この季節、ヨーコは、なにを考えて過ごしているんだろう。
この時期に、この作品を発表することの意味って。
作品に囲まれて、ぼくは涙が出た。
愛はそこにあり、愛は続いてゆく。
失わない限り、それは色褪せたりしないんだ。
今回の遠征で一番感銘を受けたのは、実はこの作品展だったかも。
今、思い出しても、涙が出るのはなぜなんだろう。
虚無を見つめるかのような少女の瞳。
ダコダハウスの窓。空。
向かい合う、幸せそうな2人。
そして、血に染まった遺品。
感情が渦巻いて、涙が溢れた。
ぼくがずっと求めていた答えかもしない。違うかもしれない。
でも、近いような気がした。そんな気がする。
苦しみと清々しさ。
それが、一度にやってきて、ぼくの胸を詰まらせる。
一期一会。呼ばれたのなら、振り返れ。
それはきっと、ぼくの人生に必要なものだろう。大事なものだろう。
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