我、止まることを知らず。

昨日夜半から降り出した雪。10センチ。
朝方には止み、昼にはジャバジャバになった。

吹き始めた風。強風。

冷たいけど、寒くはない。

風に吹かれるのは昔から好きだった気がする。
色はないのに、目を奪われる。

体の中も風が通り抜ければいいのに。
そう思った。奪い去ればいい。
悲しみも苦しみも。淀んだ思いも。

残るのは、本当に大事なものだけ。

飛ばされずに佇んで。
置いてきぼりの残り物は引き受けなくちゃいけない。
それもまた、大事なものなんだろ。
流されないのなら、そうなんだろ。

風のように、淀まず。
透けて尚、目を奪う。

そう在りたい。

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選挙管理委員会からオファー。
立見人の依頼だ。
いつも間が悪かったり、仕事を優先したりで断っていたが、
今回はなぜだか、了承した。そんな気分だった。

報酬は1万円程度。昼夕のお弁当付き。
仕事は6：50〜20：00まで。
延々と投票所で投票者を見守ることだ。

楽なんだか辛いんだか。

因みに選挙は3週間後。
さて、誰に清き一票を入れるべきかね。