私は貴方のことを知らなくて。
貴方も私のこと、本当は、なにも知らないはず。
だって、貴方には会ったこともない。

友人に、なにかを伝えることさえままならないのに、
知らない貴方に、真実を伝えるなんて。
それは、どれほど難解なことなんだろう。

きっと、どんな伝え方をしても、最善じゃない。

私がそう見えたなのなら、そうでしかないのでしょう。
貴方にとって『私』はそうであるしかないのでしょう。

私と貴方の間に『私』がいる。
それは大きな溝。どうしようもない。
貴方は、その深い深い溝を埋めようとすることもない。
だから、この先ずっと、
深くはなっても、埋まることはない。


貴方は知らないのに、知ってる人。


歪みなく真実を伝える術もない。
なんだか、やりきれない。悲しいよ。

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神様。

この事態を、私が、甘んじて受け入れられますように。
たとえ無実の罪を着せられても。
誰も憎まない。誰も恨まない。誰も悪くない。
世界は『1人 対 不特定多数』だもの。
このくらいのことは、あって当然。

伝える術はなくとも、
強い疑念より、強い真実を持っているよ。
大丈夫。ゆっくり、穏やかに。


私の心。なによりも寛く、すべてを許せ。


そして、願わくば、多くの友人が、私を信じてくれますように。

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