久々に「ハズレ」だと、思った。

その日は朝からおかしかった。
水星の逆行は火曜日から。だが、早く影響の出ることもある。
行きも帰りも飛行機のフライトで躓く。
行きは改札機の不具合。帰りは飛行機の電気系のトラブル。
どちらも、10〜20分程度の遅れだったが、
こう、2度も続くと「逆行中だからかな。」と思えてくる。

ところで、火曜日からいつまで逆行だったんだっけ?はてさて、、、。

ライブ会場までは、友人Yさんと一緒。
ここでも、滞りなく、、、ではなかったが(苦笑)
きちんと到着できたので、問題ない、、、ないよ。大丈夫。

この日の出演者。(出演順)
渡辺シュンスケ(ゲスト:堂島孝平)/染谷俊/小林建樹/RIKUO

たてちゃんの出番は3番目。
「ハズレ」と、思ったのはこのことだ。ライブだ。
いや、演奏がうんぬんとか、そういうことじゃなくて。
なんだか、たてちゃんの気持ちが感じられない。そんな気がして。

緊張、、、してたのかなぁ。なんなんだろ。

あくまで、個人的に感じたこと。悪しからず、です。
この日のライブ。私には、こう見えていた。

とにかく、間違えないように。慎重に丁寧に。

間違いはないほうがいい。
でも、そのせいで慎重になりすぎて、覇気が感じられない、、、よーな。

セットリスト。↓

1.最初のメロディー
2.満月
3.夏の終わり(新曲)
4.目覚め
5.花
6.祈り

ピアノを弾き出して「やっぱりこの音、好きだなぁ」って思ったよ。
たてちゃんが弾く、ピアノがさ。
でも、なんか、こう、今日は感動、、、までしないのだ。
新曲もやってくれたんだよ。
イントロは素晴らしかった。「おおっ!!」て、思った。
でも、いまひとつ感動、、、には繋がらないまま。

優しく、悲しい「夏の終わり」。
淡々と過ぎゆく時。夏雲はいつの間にか、鱗雲へ。
きみとぼくも変わってゆく。笑って泣いて。当たり前のように。
きみとぼくは変わってゆく。終わりも始りも。当たり前のように。

とりあえず。
聴いて、私から出てきた言葉。こんな印象の曲だったのです。
私は、ちゃんとした歌詞も憶えていないし、
ちゃんとした雰囲気も伝えられないけど、
音を聴いたあと、言葉は出る。だから、書いておくよ。
個人的なものだから、なんの参考にもならないけどさ。(苦笑)

悪くないんだよ。気持ちよくキレイな曲だし、良い曲だと思ったよ。
ただ、スーっと、終わっていってしまって、気付いたら終わっていた、、、感じ。
もっと何度も聴けば変わってゆくかもしれない。
歌詞がハッキリわかったら、もっと違ってくるかもしれない。

「花」も久々だった気がする。だから、嬉しかった、、、んだけど、
もっと鬼気迫るような「花」を知っているだけに、迫力に欠けるかなぁ、、、。
でも、新曲やって、少し緊張ほぐれたか、前半よりはいい感じ。

最後に「祈り」。
この時のMCでね、たてちゃん先日の佐賀でのイベントの話をしてた。
Cry&Feel itの「祈り」を聴いて

「やっぱりこれは僕の曲ではないんではないかな。」

とか、言っていました。つまり、私の解釈では
「たまたま自分の上に降ってきた曲で、自分が作らなくても誰かが作ってた曲」
と、聞こえました。

なんだか受け身ですねぇ。「俺が作ったんだ!」って、もっと誇ればよいのにさ。
私はね、あの曲は、やっぱり小林建樹にしか作れなかったし、
天から降ってきた曲だとしても、神様は小林建樹にしか与えなかったと思うよ。
良い曲だから、少し独り歩きして、
作者の手を離れてしまっているように感じるかもしれないけれど、
音も、歌詞も、声も。小林建樹から出来ている。神様がそのように仕組んだんだよ。
他の人が歌う「祈り」が、どんなに良くても、
小林建樹の歌う「祈り」こそがオリジナルで、
アレンジや、演奏の手法が変わったとしても、
芯にある「祈り」の良さは、小林建樹が作ったものに違いないんだと、思う。

人から人へ歌い継がれる。名曲として在りがちな経緯を辿っているだけだよ。
いいじゃない。誰がどう歌おうと、作って世に出したのは、
小林建樹が一番乗りだったってことでしょ。
「俺が作ったんだ!」って、胸張ってオリジナルを歌ってくださいな。
ご自分の手柄にしてくださいな。(当たり前だけど)
曲に遠慮することない。建樹が在ってこその「祈り」だもの。

前から思ってるけど「祈り」って曲は、
たてちゃんを振り回すよねぇ、、、。(苦笑)

さて、この日の「祈り」ですが、かなりキッチリ歌ってました。
丁寧、かつ、慎重に。
Aさんも言ってたけど、たてちゃんの音楽に出会ってから今までのこと。
走馬灯のように、蘇ってきた。

やっと、ちょっと感動し始めた、、、のに、今日はここでおしまい。

嗚呼、不完全燃焼デスヨ、タテチャン、、、。

始りから終わりまで。終始大人しめ。
セットリストのせいもある??、、、わからないけど。
新曲披露の時「良い曲です」ってしきりに言っていた。
これ。いつものことのように思うけど、
私は自信のない時のたてちゃんのクセで、半分自己暗示?、、、みたいにも見えて。

兎にも角にも。私にとっては、不完全燃焼のライブでした。はう〜ん、、、。

ご本人的には、よくできてたのかな。
だったら、伝えようとしてたこと、全然受け取れなくてゴメン。

「ハズレたかなぁ、、、」て、思ったんだ。(※個人的な感想です)
たてちゃんが、吐き出すように音を奏で、歌を歌う姿が好き。
だけど、今日は、その吐き出すような、強さ。
それを感じられずに、少し、もやっとしたままだ。

こんな建樹の“もや”は、建樹で晴らすしかない。

次回に期待。「素晴らしかった!」って言えますように、、、。

ところで、今日、一番盛り上がったのは「25歳」。
今回、渡辺シュンスケくんのとこで、堂島孝平くんがゲストイン。
そこで演奏された堂島くんの「25歳」。すごい。胸にグッときました。

俺たちはまだ若い!!

って、いやぁ〜、、、もう。泣きそうだわ。
若いかどうかはわからんけど(苦笑)「まだ」。そう「まだ」だよ。

渡辺くんのピアノもソロで弾いてた時よりも
ずっと、いきいきキラキラしちゃって「うわっ、この人上手い!!」って、
改めて感じたし、堂島くんのギターもいい音鳴って、盛り上がったなぁ。

全然関係ないけど、堂島くん。初めて生で見ましたが、かわいかった。
好みのタイプのど真ん中を掠める勢いで「キャー」て、思ったよ。(笑)
よっぽど「キャー」て思ってたのか、
隣にいたYさんに「嬉しそうな顔して(笑)」と、突っ込まれたくらい。

ええもう。好きなんですよ。あーいう顔が。あーいう雰囲気が。

しかし。
持って帰れそうでした。どんちゃん。手のひらサイズ。(そこまでではない)

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