その瞬間。魂の一点が、確かに抜けた。
鳥肌が立って、寒気が止まらない。

ショック、、、なんだろう。

どうしようもないこと。

3人のことは、3人が決める。
受け入れるためには、それぞれの未来を見据えるしかない。

私の中で、あの日が後遺症のように尾を引いた。
未だに続くその病いにも似た感覚。
それをなにより、誰より感じていたのは、
他でもない、当人だったんだろう。

始りと終わりは、いつも紙一重でついてまわる。

今、ひどく思えるのは
「ああ良かった。あの時、あの場所に居て。」ということ。

正直言うと、どこかで納得している自分も居る。
あの場所で、あの感覚を知っている。
どこか遠い国で、遠い星に辿り着いたような。
もう戻れないからこそ、永遠のような場所。
あの場所に、しっかりと自分が居たから、
少しだけうまく、この事態を受け止められているような気がする。

お別れじゃなく、始りとしての儀式。

痛みの先に、未来が見えるか。

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