Night Hike
国境のジェントルマン
ナズナの茶漬け
宇宙旅行
ぼくたちの音楽
春、間近


聴きたいCDが、どんどん出てくれるのは嬉しい。
けど、1枚1枚をちゃんと聴くのは、時間がかかる。
ゆっくりゆっくり。そうやって聴いてあげたい作品。

HARCOの音楽は、そういう音楽。

どんどん洗練されてゆくのに、根本は変わらない。
着慣れたシャツを羽織って、気軽に街に出るような軽やかさ。
日常のような音楽。なにげないのに、なんて特別。

リリックの豊かさは天下一品。
耳に残る言葉と、心地よいリズム。
それはまるで、生きる早さ、鼓動のリズム。

最近は、TVからも彼の声が日常的に流れる。
はっとするのに、ほっとする。
「歌」に対するコンプレックスを乗り越え、
作品ごとに、どんどん「抜け」が良くなっているように思う。

よく出来た作品です。聴く度、愛着が湧きます。
そして、そのうち手放せなくなってゆくんだ。

良い音楽をありがとう。

HARCO CD インディペンデントレーベル 2005/04/18 ¥1,890

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