近くでコンサートがあると聞き付け、行って参りました。

この日のコンサート。
町が主催しているとあって、
チケット代は、なんと破格の1000円!!

安っ。

鹿追町のホールはこじんまり。100人入れるのかなぁ。
でもそこにどんどん人が集まってくる。
苦肉の策で空きスペースに椅子を置く形で、なんとか全員収容。

「消防署のほうには黙っておきます。」と、坂田氏。

確かに。これは完璧に違反だろうなぁ、、、。(笑)

えー、コンサートはかなり大盛況だったと思います。
坂田氏は、とってもエンターティナーでした。
歌あり、トークあり。もちろん、演奏あり。

客層は、千差万別。老若男女。
小学生から、もうすぐお迎えの人まで。(←おい、コラ!笑)

すごく楽しかった。なんか「満たされた」感じ。
個人的には、どうしても「坂田学さんのお父様」が抜けなくて、
重ねてしまうところがあるのですが(悪意は全然ないですよ)

いやぁ〜、やっぱり親子だなぁと、思ってしまう。

「音」がね「似ているなぁ」と思いました。
個人的な感覚なので、なんとも説明しがたいですけども。

両氏とも、別世界に連れていかれてしまうような「音」なのですよ。
音楽に身を浸していると、どんどん外側が柔らかくなっていって、
ついには殻がなくなって、魂が抜け出してしまうような。

「そんな偉そうなもんじゃありません。風景みたいなもんだと思って下さい。
ボーーーっと見ていていいんです。でも、時々、はっ!とするかもしれませんよ。
手を叩きたくなったら、叩けばいいです。御自由に聴いて下さい。」

、、、だったかな。最初の挨拶で仰られていた言葉です。

「風景」というのは、とても言い得て妙だな、と思いました。
流れるように色を変えてゆく、坂田氏の音楽。
田舎のあぜ道、誰もいない海、草木生い茂る深い森の中、
行き交う人々、都会の雑踏。そして、家路の向こうの家族の灯り。

情緒豊かな、どこか日本の風土を思わす音楽。

本当にたくさんの「風景」を見させていただきました。
とても気分が良いです。ありがとうございました。

できるなら、またいつか。

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