神様、私からあの子を奪わないで。
2006年8月6日コメント (1)ご無沙汰しています。
はるこ(犬)が大変なことになっていて。
現実を必死で生きるのに、精一杯、、、です。
最初に「風邪」だと診断を受けて半月。
病状は一向に改善せず。「小康状態」といえば聞こえはいいけど、
確実に体力を奪われ、このままでは、、、と、思わざるを得ない感じに。
獣医を疑って、違う病院へ。
そこで受けた診断は「大腸菌などの雑菌による肺炎」。
「風邪」なんて簡単な言葉で言い捨てた前の獣医をちょっとだけ恨んだ。
だけど、そんなことはどうでもいい。
この子を治して下さるなら、誰にも恨み言なんて言わない。
お願いです。お願いです。
そして、新しい獣医さんに託して、3日目。
舞い込んだ電話。
「肺炎はかなり良くなったんだけど、ここ2日くらいおしっこが出てないんだよ。
それで、昨日はかなり危ない状態になったんだけど、今は少し良くなっている。
腎臓の機能が弱くなっているから、そっちの治療を今やっている。
薬が効いて、尿が出てくれればいいんだけど、、、ちょっと会いにきてくれるかい?」
急いで、病院へ駆け付ける。
結果論にしかならないけど、最終的さらに出た診断結果は
「腎不全(ネフローゼ症候群)による尿毒症」。
白い泡を吐いていたのも、その兆候だと教えていただいた。
最初に行った獣医さんにだって、そのことをちゃんと伝えていたのに。
でも、恨んだって始らない。
3日ぶりのはるこ。前よりもまた痩せている。
でも、明らかに嬉しそうで、涙が出る。
私はなんにもしてやれない。
飼い主がしてやれることは、ご飯と下の世話と、運動や遊び。
病気は獣医に託すしかない。
そして、なにより、はるこ自身の「治したい。生きたい。」って気持ち。
子供も旦那も、彼氏も、今はいない。
「愛おしい守らなければならないもの」は、今の私には、はるこしかいない。
神様。どうか、あの子を私から奪わないで。
ムック、ビビオ、さんた、とんちゃん。
私の犬の天使達。どうか、この子を助けて。
面会に行って、病状の説明や、今までの処置、これからのこと。
聞きながら、とにかくはるこを撫でて、抱きしめた。
それしかできない。私の力をあげられるなら、あげる。
それしかできない。できない、よ。
ふと、はるこのお腹が少しぽってりしてるように思えた。
「先生、お腹、少し張りがある気がするけど、おしっこ、膀胱にきたんじゃない?」
「いや、これは皮下脂肪だろ?(苦笑)膀胱はもっと奥だから。」
と、言いながら、先生は膀胱の辺りを押した。
「う〜ん、、、どうかなぁ?」
先生がはるこを離れて、数秒。
はるこのお尻のあたりが、にわかに水たまりができ始めた。
「先生!!はるこ、おしっこ出てる!!出てるよ!!」
「おお!」と先生も一時の安堵。(昨日は寝ずの看病をして下さった)
とりあえず、一難去った。
「これなら、回復の希望が持てるよ!!」
本人も一安心か、さっきより楽な顔。
私がいる間に、水も飲んだ。吐いたりもしなかった。
なにより、顔色がよくなった。
よかった。はるこ、頑張ってよ。
おねえちゃん、絶対迎えに来るからね。
一緒におうちに帰ろう。そして、美味しいごはんいっぱい食べよう。
神様。犬の天使達。どうかお願い、お願い。
あの子を守って、あの子を助けて。お願いです。お願いです。
はるこ(犬)が大変なことになっていて。
現実を必死で生きるのに、精一杯、、、です。
最初に「風邪」だと診断を受けて半月。
病状は一向に改善せず。「小康状態」といえば聞こえはいいけど、
確実に体力を奪われ、このままでは、、、と、思わざるを得ない感じに。
獣医を疑って、違う病院へ。
そこで受けた診断は「大腸菌などの雑菌による肺炎」。
「風邪」なんて簡単な言葉で言い捨てた前の獣医をちょっとだけ恨んだ。
だけど、そんなことはどうでもいい。
この子を治して下さるなら、誰にも恨み言なんて言わない。
お願いです。お願いです。
そして、新しい獣医さんに託して、3日目。
舞い込んだ電話。
「肺炎はかなり良くなったんだけど、ここ2日くらいおしっこが出てないんだよ。
それで、昨日はかなり危ない状態になったんだけど、今は少し良くなっている。
腎臓の機能が弱くなっているから、そっちの治療を今やっている。
薬が効いて、尿が出てくれればいいんだけど、、、ちょっと会いにきてくれるかい?」
急いで、病院へ駆け付ける。
結果論にしかならないけど、最終的さらに出た診断結果は
「腎不全(ネフローゼ症候群)による尿毒症」。
白い泡を吐いていたのも、その兆候だと教えていただいた。
最初に行った獣医さんにだって、そのことをちゃんと伝えていたのに。
でも、恨んだって始らない。
3日ぶりのはるこ。前よりもまた痩せている。
でも、明らかに嬉しそうで、涙が出る。
私はなんにもしてやれない。
飼い主がしてやれることは、ご飯と下の世話と、運動や遊び。
病気は獣医に託すしかない。
そして、なにより、はるこ自身の「治したい。生きたい。」って気持ち。
子供も旦那も、彼氏も、今はいない。
「愛おしい守らなければならないもの」は、今の私には、はるこしかいない。
神様。どうか、あの子を私から奪わないで。
ムック、ビビオ、さんた、とんちゃん。
私の犬の天使達。どうか、この子を助けて。
面会に行って、病状の説明や、今までの処置、これからのこと。
聞きながら、とにかくはるこを撫でて、抱きしめた。
それしかできない。私の力をあげられるなら、あげる。
それしかできない。できない、よ。
ふと、はるこのお腹が少しぽってりしてるように思えた。
「先生、お腹、少し張りがある気がするけど、おしっこ、膀胱にきたんじゃない?」
「いや、これは皮下脂肪だろ?(苦笑)膀胱はもっと奥だから。」
と、言いながら、先生は膀胱の辺りを押した。
「う〜ん、、、どうかなぁ?」
先生がはるこを離れて、数秒。
はるこのお尻のあたりが、にわかに水たまりができ始めた。
「先生!!はるこ、おしっこ出てる!!出てるよ!!」
「おお!」と先生も一時の安堵。(昨日は寝ずの看病をして下さった)
とりあえず、一難去った。
「これなら、回復の希望が持てるよ!!」
本人も一安心か、さっきより楽な顔。
私がいる間に、水も飲んだ。吐いたりもしなかった。
なにより、顔色がよくなった。
よかった。はるこ、頑張ってよ。
おねえちゃん、絶対迎えに来るからね。
一緒におうちに帰ろう。そして、美味しいごはんいっぱい食べよう。
神様。犬の天使達。どうかお願い、お願い。
あの子を守って、あの子を助けて。お願いです。お願いです。
コメント
果たして、ここまでのことを、出来るだろうか?出来ただろうか?
自分のことばかりで、亡くなるほんの少し前にしか、関わっていなかったコトを、ただただ恥じ入るばかりなのです。。。
一緒にお家に帰って、美味しいご飯を食べて、きさらぎちゃんと遊んで、幸せに、幸せに、生活できるように、祈ってるよ。