ゴッホ展を観に行くにあたって、
ゴッホに関していろんな記述をちょこちょこっと、読んでみる。

とにかく繊細で、愛を欲してやまない人って、印象。
心がキレイすぎて、これじゃあ、生きてゆけないよ。
たぶん、そこにいるのに透けて見えちゃいそうな人。
そのくらい無色透明。
生涯の伴侶に出会えたら、もっと長生きできたのかもね。
自分の色を持たないから、孤独に耐えられなかったのかな。

過去に、地元の美術館収蔵の作品を一枚だけ、見たことがある。
その絵は冬の風景画だった。
絵の中の風景は、その奥の奥、遥か彼方まで透き通ってた。
ガラスの透き通り方じゃない。光の透き通り方。
絵なのにね、ピカピカピカって、光を発してるの。
ビックリして、釘付けになったのを覚えてる。

精神は絶えず、真っ暗な闇の中を彷徨ってるのに、
生み出す作品は、天の光を携えてる。

そこにしか、光を見出せなかった?

本物を観るのが、待ち遠しい。

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