深い暗い闇の向こうにきみの名を呼ぶ。

応えはない。

それでも止まず。声は止まず。

溢れ出す思いを止めることなどできようものか。

白い声は闇に飲まれて、跡形もなく消える。

だから何度もきみの名を呼ぶ。

絶えまなく。絶えまなく。

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