結果の見える恋でも 走り出すしかなかった
それしかなくて 他にはなにも持っていなかった
貴方は振り向かず 私は触ることも許されない
二人の距離は いつも気が遠くなるほど
それでも走り出せたのは 恋という魔法の靴のせい

届いていた? 知らないふり? 見えない糸は青空を舞うだけ

貴方の記憶に残りたいと願う それしかできないのなら
だけど忘れてもいい 私が憶えてる だからいいよ
続いてゆくこと選んだ 「さよなら」はしない

遠く 遠くから 祈るよ

形を変える 何度もぐちゃぐちゃになって それでも壊れない
強くしなやかに 私の心は確かに言ったんだ

「大丈夫だよ。」

すべてを捨てるように すべてを抱えて
飛び込んだのは 美しい色彩 宇宙の色

私が吐き出した 矛盾して繋がる 宇宙の色 
果ては知らない 底なしに高く 境目を越えて 宇宙の色

貴方に繋がる 誰かと繋がる 無限の色 宇宙の色 
前日、ライブ後は夜の茶会へと渋谷の街に繰り出す。
マサラティー(チャイ)のシナモンの薫りと、
揺れるアルコールランプの灯。ゆるくまったり、そして深く。
いい時間でしたねぇ、、、。

翌朝は、多少の寝不足覚悟の上で、一緒に泊まったYさんとデート。
ふらりと立ち寄った、原宿の日本茶&おにぎりカフェで朝食。
朝からおにぎり2個(鳥みそそぼろ、しそひじき)
おばんざい2品
(春雨と筍サラダ、黒ごま入りソーセージとニョッキの梅ドレッシング和え)
さらに、具沢山のおみおつけと抹茶ラテで、ヘルシー且つ、顕然な朝ご飯。
寝不足以外は、完璧です。(笑)

すると、メール。「京急川崎から羽田までは30分。」

知ってはいたけど、行けると思ってなかった風味堂のフリーライブ。
だから、あまりちゃんと調べてなかった。でも、そうなんだ。
これは、行けるかも。いや、、、行くべきでしょ!
Yさんに相談。即決。いざ川崎へー!

っと、その前にタワレコで買い物。4枚のCDを購入。(内容はまた後ほど)

Yさんの案内まかせに、後を追って、川崎入り。
んー、なんかうちの地元に雰囲気、近付いたぞ。
都内と違って、すれ違う人の流れは、ファミリー層が増加。
あー、なんかホッとするかも。

会場は、さいか屋裏にある、川崎ラチッタデッラ中央広場。
13:00〜と、15:00〜の2部構成。
すりばち状になった、イベント広場。メンバーが出てくると同時に着席する。
あー、間に合った。よかった。(結構、ギリギリでしたわ)

風味堂は、ボーカル兼キーボードの渡和久(ワタリ)、
ベースの鳥口マサヤ(トリくん)。
そして、ドラムの中富雄也(かっちゃん)の3ピース。
あら?よく考えたら、昨日のたてちゃんとこと同じ編成だわ。
話しには聞いていたけど、ワタリは裸足だったよ。なぜ?!

音が鳴った。瞬間、舞い散った桜の花びら。青空に放たれた。
それは始まりの合図。あー、この子達のアンサンブルは無敵だ。
3人合わさって、さらに増大するタイプだ。キラキラ光る、陽の音だ。

6曲くらいやったのかな。
3曲目だったか、♪シャラララ〜とかって、歌う曲。(曲名わからず)
ぽろぽろ。右目からこぼれた。また泣いてるよ、私。(苦笑)
ワタリの声は、直球だ。それに併用して歌詞も直球。
胸の真ん中に投げ込まれたら、痛切すぎて、こらえる暇もなく、泣かされる。

いいバンドだと思う。音もいいけど、コーラスがすこぶるいい。
3人の声は合わさると、どこまでも行けそうだよ。力があって、勢いがある。
どこまでゆけるのかな。また楽しみな音に出会ったよ。

ライブ後は、サイン会付きのCD販売。
3人は3人とも気持ち良いくらいの好青年でした。
かっちゃんが「北海道にまた行きますよ!」って、力強く言ってくれた。
なんか、嬉しいなぁ、、、。(^^*)

この後、2部を目当てに来た、Mさんと遭遇。少し立ち話して、空港へ。
Yさんは空港まで見送ってくれた。
2日間に渡り、ありがとう。また会おうね。
月も沈んだ静かな夜に 無意識のまま こぼれた名前
動揺するのは あまりにも弱い 自分の心に驚いたから
気付けば そこはこの世の果て 振り向いても 君は何処(いずこ)
僕だけが なぜ ここまで来たの?
強がった 見破られてた 君はすべてを知っていた 

闇に赤く灯る光 道しるべ それとも警告
君に近付く道 君から遠ざかる道
どちらでもいい 今はただ進むしか 進むしかない

Midnight Bus揺られて 君の夢 見たら笑うしかない
Midnight Bus揺られて 君の夢 見たら願うしかない

夜が逝く 何処へ辿り着いても 夜を逝く 僕の望んだ道
遠征してました。さっき戻りました。
えらく久しぶりで、自分がちゃんと東京行けるのか心配になったくらい。(笑)
でも、行けたし、帰って来れた。よかった。

※ここからは、大阪公演行く方で知りたくない方は読まないように。

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羽田に降りたら、そこは初夏の陽気。(北海道で言えば20度は初夏)
北海道はまだ、粉雪舞い散る日だってあるっていうのにね。
日本列島は伊達に長いんじゃない。

到着時間が遅めだったんで、ホテルには寄らず、そのまま吉祥寺へ直行。
ライブ前に井の頭公園にて、花見をする予定だったのだ。
でももう散り始めていて、葉桜気味。それでも、水に影を落とす桜は風流で。
はらはら舞い散るピンクの花びらは、儚く、流れ、水に飲まれていった。
なんか、せつなぁ〜い、気分になる。
近くのカフェーでご飯。カレーを食べる。大好きな場所。和む。
そしてまた、会場へ向かって公園を抜ける。
帰り道は、夕陽を背に桜と烏(カラス)が切り絵のように浮かんでいた。
薄紅の華と漆黒の鳥。都会の幻想風景だ。しばし見取れた。

会場到着。スタパ横で並ぶ。
時間押してたのかな?(記憶なし)とりあえず会場入り。
割り当てられた整理番号のわりには前に陣取れた。
今日はグランドピアノだ。どんな感じになるんでしょ?

今宵、春の宴のセットリスト。↓(某所参照いたしました)

1.Dairy
2.Am6
3.告白
4.ピカレスク
5.Sweet Rendez-Vous
6.満月
7.モノクローム
8.Midnight Bus
9.Kangaroo〔GESUT:Indigo Cage Airlines〕
10.TUGUMU
11.ヘキサムーン
12.REPLAY
13.ブルーボーイブルース
14.6月のマーチ
15.生存本能
16.Shadow

−A.C−
17.最後の言葉
18.How?

4年間、見続けているタテキライブ。
今回は、終了後の充足感がいつもよりあった。すごい楽しかった。
いや、いつも楽しいんだけど。うまく言えないけど。
いつもと違う充足感。純粋に音楽を楽しんだ。そんな夜。

「Midnight Bus」で、ぽろり。涙がこぼれた。
この曲、ホント、弱いな。お世辞抜きで名曲だと思います。

圧巻だったのはIndigo Cage Airlinesをゲストを向えた「Kangaroo」。
なんか、あの瞬間。時空が歪んだんじゃないかってくらい音が渦巻いた。
そんな彼らの音にピアノで果敢に勝負を挑むたてちゃん。
「融合」と言うよりは、やはり、両者、戦っていたような。
拳を交えてこそ、男の友情は深まるはずさ。
ミュージシャンなら、楽器で戦え。(笑)
そして私は、帰りにしっかり彼らのCD買ったのは言うまでもなく。

「ブルーボーイブルース」。大好きだわ、この曲。
聴くのは2回目だけど、初めて聴いた時の鮮烈な印象。すごい曲だと思った。
ライブ映えもするし、いつかきちんとした作品として世に出してほしい。
よろしく頼みます。(って、ここに書いてもなぁ、、、)

次回は、再来週。大阪でのワンマンライブ。
セットリスト変わるのかなぁ?ゲストはいるのかなぁ?
ほど良い期待を乗せて、心は早、関西へ。楽しみです。

ねぇ、ところでオープニングの打ち込み系のサウンド。
あれも、たてちゃん作だよね?すごいいい感じだったよ。
あーいうの、もっと聴いてみたいなぁ、、、。
なんだか、急にそう思うようになりました。
だから、もっと満喫してやろう。とか思ってます。
生まれるにあたって、自分では選べなかったことだから、
それはきっと「宿命」っていうんだと思うのです。

「女の子でよかった。」

生まれてきてから、今、一番それを思う。
まあ、年齢的には「女の子」と言うのはおこがましいんですけども。(苦笑)

自分の「生(性)」を受け入れる準備。できたのかなぁ。
だったら、嬉しいことだなぁ。お赤飯炊いてもらおうかしら。(笑)
であった。
そのため、おじさん、おばさん大集合。
(正確に言えば大おばとか大おじとかになるのかな。)

日頃、昼寝を日課に持つ身ゆえ、昼間一睡もしないのは、相当こたえる。
そんなに愛想したわけでもないけど、それ相応にお手伝いもしたし。
夕方には、すでにダウン気味。だが、仕事だ。

帰ってきて早々にソファーでダウン。
でも、深夜2時に起きて顔だけはしっかり洗ったりして。
メイクしたたまま寝るのは、一番最悪な結果を招くのでねぇ。

最近、頓に「年齢」を感じるよ、肌に。くわばらくわばら。(苦笑)
暮れてゆく西の空の色
ペン先にすくいあげて きみへの手紙を書くよ
「愛しています」よりも「信じています」よりも

「会いたい」

その言葉だけを ただ手紙にしたためた
・ササメケ〔#01〕〜〔#04〕/ゴツボ×リュウジ
・てるてる×少年〔7〕/高尾滋
・美女が野獣〔3〕/マツモトトモ
・オゾン/麻生みこと

とうとう買っちまったよ。「ササメケ」。
帯がずっと気になってて。でもなかなか手が出せなかった。
が、今日、とうとう帯につられて購入を決意。
(とりあえず、キッカケは帯なんだな、自分。笑)
でも、買ってよかったよ。久々に期待できる新人かも。
なんか、浅田弘幸(1巻の帯担当)と羽海野チカ(2巻の帯担当)を
足して2で割って、ちょっと足りない感じ。(←新人ゆえ、今後に期待)
だけど、センスは買う。めっちゃ笑ったし。いいよ、いいよ。
でも、もうちょっと画力が上がったらいいなぁ。
(上記二人↑より足りないと思わせるのは画力だと思う。センスは近い)
絵や、コマの流れの雑さがたまに目に余ることがあるんだよねー。
しかしながら、巻が進むにつれ、それも少しずつ解消されてきてるから、
このまま精進していけば、もっと読みやすくなってゆくかもよ。
やっぱり、期待の大型新人、、、なのか?(帯の豪華な面々がそれを物語る?)
とりあえず、最新刊の5巻目を買いに行かなきゃね。

ちなみに一番好きなキャラは、曵山まつり先輩っす。
美形と称される二人(安土と米原)を差し置いて、
まつり先輩にキューンとします。(主人公はどーした。笑)
さらにどうでもいいことですが「ハチミツとクローバー/羽海野チカ」では、
森田先輩が一番好きです。もちろんです。(彼らは同じ匂いがする)

才能と欲望と言う名の荷物を積載オーバーで乗せて走る暴走列車。
さらには蒸気機関でありながら、ガソリンくべてるようないい加減さ。
本物の天才とは、こう在るべき。ビバ☆●人●人。

そして、そんな彼らにときめく私。
ある意味、それが一番問題かもしれん、、、。(−_−)

ISBN:4047135003 コミック ゴツボ リュウジ 角川書店 2002/06 ¥567
あまりにも心に“ときめき”がない。ので、

「粉でも練ってみようか、、、。」

という、気分になった。
『粉=ときめき』となるのは、個人差があるだろうが、
私は、意外にときめいたりしますわ。
趣味に「そば打ち」やら「うどん打ち」を持つ中高年が増加しているのも、
『粉』にときめく人が多いことの裏付けだと思われます。(勝手な分析)

んなわけで、手軽にできそうな「スコーン」を選択。
ネットで検索して、いたずら程度にもっとも手軽にできそうな
「ホットケーキミックスを使ったスコーン」を作ってみた。
どんな味になるんだろ?まぁ、どうなってもいいや。
目的は「粉を練ること」だから。(笑)

で、作ってみた。ん〜、、、これはスコーン?!(苦笑)
いや、でもでも。改善してゆけば、そこそこスコーンっぽいものに近付くかも。
とかなんとか言いながら、家にあったハスカップジャムで4コほどパクパク。

今度は、ちゃんと薄力粉とベーキングパウダーで作ろうっと。

木の芽時。

2004年4月1日
理由もなく、だるい。
うわわ〜ん、、、春だからかしら。
寒暖の差が激しくて、身体が付いてゆかない感じ。
昨日は、とってもあったかくて。雪解けがぐんぐん進んだ。
しかし夕方から雪が散らつく。今日の朝も雪が舞っていた。
「三寒四温」とは言うものの、だるいなぁ、、、。

出掛ける用事があるのだが、もう行けない。行きたくない。
数年前の「鬱」とは確実に違うので、全然平気だが、
なにか、こう。スッキリしたいもんだ。

とりあえず、洗濯しよう。そうしよう。

捨てる技術。

2004年3月30日
弟が不在なために仕事が倍増。疲れた、、、。

模様替えは、なんとか一段落。でも、まだ続く。
なくしたと思ってたもの。行方知れずになっていたもの。
すでに、忘れていたもの。懐かしいもの。
いろいろ出てきたけど。
春だし。潔く。捨てるものは、捨てよう。うん。

※お知らせ。
サイトのサーバ増強移転により、ドメインURLが少し変わるようです。
今後はこちら。→http://diarynote.jp/22939/
変更等、必要な方は変更しておいてくださいませ。

ごった返す部屋。

2004年3月28日
模様替え中です。寝る場がまだありません。(現在PM11:00)

なんとかして、ベットの上くらいは空けなくちゃ、、、っていうか、
仕事帰ってから、ネットしたり、TV観たりで、
一カ所も手を付けてない状態なんだけど。(汗)

うわ〜、、、どうすべ。もう眠いよう。(自業自得)
・やじきた学園道中記〔23〕/市東亮子
・天然パールピンク〔3〕/田中メカ
・ぼくは、おんなのこ/志村貴子
・オレンジページインテリア 収納の本vol.2

小さな奇跡が起こりました。
12年ぶりに“やじきた”新刊です。
待ってみるもんですねぇ、、、。(しみじみ)
平成になって久しいわけですが、変わらぬ内容。
昭和の学園ドラマの匂い。ほっといたしますな。

そして「収納の本vol.2」。春ですもの。模様替えですわ!

ISBN:4253091946 コミック 市東 亮子 秋田書店 2004/03/16 ¥390
風邪は、僕の中にまだしばらく居座ることを決めているらしい。
目や鼻がくちゃくちゃになって、起きる。
嗚呼、まるでよくない病気にかかった、捨て猫の朝だ。
粘膜がただれているんだよなぁ、、、これ。
先日、飲んだ鼻炎薬が、さらに事態を悪化させている。
やっぱり、薬の類いはあまり好きになれない。
体質上、最後の手段で用いるべき代物だったが、ちょっと判断過った。
そんなこんなで、昨日から薬を飲むのは止めている。
胃痛が始まってしまったのだ。
その胃痛も、今日は少し良くなったかな。薬。やっぱりダメだなぁ。
美味しいもの食べて、ゆっくり休む。これしか治す手段はないらしい。
幸いなのかなんかのか。熱だけは初日で終わった。
しかし、そのせいでどんなに体がだるくても仕事をなかなか休めない。
発熱って、水戸黄門の紋所よろしく、完璧な休む理由になるんだよねぇ。(苦笑)
ま、そんな免罪符もなく。日々、だるだるしながらも、仕事を続ける。

あー、早く。早く治ってけれ〜。
長らく探し倦ねていた音の主がわかりました。
あー、スッキリした。今度の遠征で是非とも買い求めようぞ!

んで、風邪は今だ続行中。縁が切れず。
家族全員全滅で、辛うじてここ数日、
最初にひいた義妹と甥っこが、1抜け、2抜けしそうです。
あー、鼻がムズムズする、、、。

昨日、くさくさしてた気分。泣いたし。少し晴れた。
希望?そんなんじゃないけど。願い?ん〜、、、それに近いかも。

もう一度、幸せな時間を持ちたいのです。
どんなにそれが、切なくて苦しくて辛いものだとわかった今でも。
やっぱり人生のうちに。もう一度くらい味わいたい。
そんなこと。ぼんやり。考えていたのですよ。(苦笑)

薬のせい。

2004年3月23日
昨日80%なんて書いたが、今日は健康度70%以下に。
鼻炎のような。ムズムズ、、、くしょんっ!が、続いています。
更には、今現在(午後10時)気管の方へ炎症が下がってきた模様。
咳が付き始めました。コンコン。

治った、、、と、思ったのはただの幻想だったらしいです。

ということで、体調がすぐれず、だら〜っと過ごす一日。
どこで起きて、どこで寝ていたのかもよく憶えてない。
今、こうしてるのも、なんだかよくわからない。
鼻炎の薬のせいかな?、、、せいだろ。せいにしよう!

久々にぽろぽろ泣いたのも。せいだろ。せいにしよう。
なんとか、仕事復帰。でも、まだ80%かな。
でも、一日目で久々に熱が上がり(確認できたのは37.8度)
大方、ケリをつけてやったんだぜ!フフ。

実は、平均体温が上がったのだ。36.2度くらい。

これが、なにを意味するかって、免疫能力アップってことだよ、チミ。
長年、35.5〜35.8度くらいの体温で生きてきたからね、わたしゃ。
低体温のおかげで、風邪ひいても熱あがらないから、ウイルスも死なない。
だから、ダラダラ長引いて、体力だけムダに消費して、
さらに長引いてゆく、、、という、悪循環。

これにそろそろ、おサラバできる体質になってきた。
もっと免疫能力高くなれば、風邪自体をひかなくなるのかもしれない。
そうなりゃ、それに越したこたないけどね。

毎朝食の納豆、ヨーグルト(&オリゴ糖)。
にがり健康法(にがり水の服用、にがり温浴、にがりリンス、にがり洗顔)。
あと、半日断食と、たまに服用する水溶性プロポリス。
最近は、これに大麦若葉の青汁飲んでたりします。(苦笑)
健康食品が好き、、、なのかもしれないけど、
結果出てるから、どれも欠かせなくなってるんだよね〜。(^^;

もうすぐ春が北国にも来ます。
ああ、今年のシラカバ花粉は如何に?ひどくなきゃいいけど、、、。

ひいたかも。

2004年3月20日
胸が痛い。身体がだるい。
あー、なんだよう。ここまで持ちこたえたのにぃ〜。
ダメみたいです。これから、寝込みます。

おやすみ。
観に行くと公言して、すぐさま行ってきたよ。
だって、今日はレディースデー。

そういや前に映画館で映画観たのはいつだったのか。
地元にシネコンができたのは、昨年の夏だった気がする。
今日、初めて行ってきた。
すごいキレイでビックリしちゃったよ。
だって、私が行ってた映画館って、ホント、田舎の場末の映画館で、
それがノスタルジーに繋がればいいけど、そんなもんじゃなくて、
薄暗い細い廊下と、顔の見えないチケット売り場。
今どき有り得ないほど古びたトイレ。そこから漂う芳香剤のかほり。
スプリングの壊れた座席には、手作りと思わしき心ばかりの座布団。(笑)
いやー、嫌ってほど、田舎なのですわ。
これなら、ビデオかDVDになるの待って、家で見たほうが数倍感動するわい!
って、思ってたくらいだから。

で、シネコン。シートがフカフカで最初、違和感。(苦笑)
でも時間が経つにつれ、偉大さに気付く。
映画鑑賞に大事なのは環境ですわっ!と、つくづく。

さて、肝心の『花とアリス』。よかったです。かなり好みでした。
これは、完璧な少女の物語なのですわ。
喜びと悲しみ。幸せとせつなさ。日常の小さな奇跡がいくつも積み重さなった、
高く高くそびえ立つ、甘い甘いいちごパフェなのですわ。(なんのこっちゃ)

上映開始から数分後。スクリーンいっぱいの桜の花。
「やられたー!」と、思いました。映像の美しさに涙がこぼれましたよ。
花、バレエ、電車、海、制服、雨、初恋、ファザコン、文化祭、そして、嘘。
画面いっぱい。一部の隙もなく完璧な少女の世界。見事です。

薄紅色のフィルムの中に、少女の時間を封じ込める。
それは、奇跡的とさえ思えました。
「撮っておいてくれてありがとう。」そういう感じです。
過去も未来も彼女たちを捕まえることはできず、今。今だけがすべて。

嗚呼、その薄い胸に、いくつの痛みと幸せを抱えるのでしょう。
嗚呼、その眼差しに、いくつの憂いと輝きを湛えるのでしょう。

花とアリス。
二人に好かれる宮本先輩はボーッとして、一見「どこがいいの?」。
でも、それこそが少女の恋なのです。
恋の魔法は「アバタモエクボ(←ちょっと呪文っぽく)」ですもの。
ここで、先輩がマジにかっこよかったら、ダメです。
どこにでもいそうな。そんな先輩に恋するからこそ、少女の恋。
いやいや、本当の恋なのです。

鈴木杏ちゃん(花役)と蒼井優ちゃん(アリス役)。
二人の好演が光ります。まさに、“今”の彼女たちにしかやれない役柄です。
それは今しか、彼女たちも『少女』じゃないからです。
傍役では、アリスの父親役の平泉成さんが、かなりよかったなぁ。
娘とのやり取りがなんとも言えず、別れのシーンはせつなかった。
他にも、要所要所に、有名どころの俳優さんがチラホラ。
それがまたいい味出してて、物語を飽きさせません。

でも、まぁ、特筆すべきは蒼井優ちゃんの少女っぷりの見事さです。

彼女こそ、私が思う『少女』の憧れそのままです。
幼さを残すうなじ、儚く薄い胸、細く伸びるたおやかな手足。
コロコロ変わる移り気な表情と、時折見せる、大人の顔。
私が通ってこなかった、美しい少女の季節。
永遠に届かないから、永遠に惹かれ続けるのでしょうか。
あー、彼女もいずれ大人になるのか、、、と、思うと、
なんとなく悲しくもあり、嬉しくもあり。

って、私、中身ちょっと「おっさん的ドリーム」入ってるよなぁ、、、。(苦笑)

鈴木杏ちゃんは、声勝ちだと思うんです。すごくいい声。
少年とも少女ともつかないその声。才能のひとつだと言っていいと思う。
花とアリスが先輩をめぐって、争うシーンでの「そんなのダメだよ!」って。
彼女にしか言えません。あの声だからグッとくるのです。最高です。

パンフレット買ったのですが、そこにhanae*ちゃん(モデル。12歳)と、
岡本敏子さん(岡本太郎さんの秘書。(で、いいのかな?)77歳)の
対談が載ってるんだけど、その対談内容に意義あり!(偉そうに。笑)
宮本先輩とアリスの関係が、あーいう関係で終わったからこそ、
この映画は「少女の物語」なのです。あそこで二人が恋愛したらダメなのです。
あの瞬間に、アリスは「宮本雅志」という男の子の中で、
永遠に『少女』で在り続ける権利を獲得したんですよ。
それをアリス自身が選んだんです。
だからこそ「アリス」が「アリス」であるのです。
彼女は『永遠の少女』なのですわ!(妙に力説)

、、、と、勝手に作者の意図を深読みしてみる、私。

語ろうと思えば、もっと語れるかも。(もうええわ。苦笑)
観た後、いい気分になれます。少なくとも、私はいい気分です。
とても良い映画でした。

どうもありがとう。

監督/脚本:岩井俊二 撮影監督:篠田昇 美術監督:種田陽平
 
出演:鈴木杏 蒼井優 郭智博 他。

ひかない。

2004年3月17日
心配していた風邪&インフルエンザ。ひかないでいます。
今のところ、持ちこたえています。このまま。このまま、、、。

で、昨日の悩み。札幌行き、断念しました。
風味堂行きたかったんだけど、弟夫婦が小樽へ旅行に行くそうな。
そこにちょうどぶっかってしまいました。
もちろん、私が折れましたよ。(姉ですから。笑)
で、明星は行こうと思えば行けそうだけど、
まずは、新譜買って招待ハガキをもらわないといけないのだ。
しかし、この人、6月にワンマンあるんだよな。
それ行くかどうかこそ考えるべきな気がしているので、今回はパス。

つまりは、地元でショッピング&映画でも観ようかな、、、と。
『花とアリス』が観たいな。蒼井優ちゃん、大好きなので〜。

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